今日は前回お知らせした通り、電話応対の際に使えるフレーズをご紹介したいと思います。
普段はいざとなると身振り手振りを交えたブロークンイングリッシュでなんとか意思の疎通が図れていても、音だけが頼りの電話となるとどうも苦手で・・・という人が多いようです。
実は私もカナダに来た当初はかなりの電話恐怖症でした。ステイ先の電話が鳴っても聞こえないフリ、1人暮らしをしていた時はいつも居留守を使い、後で何度も留守電のメッセージを聞き返す始末でした(苦笑)
みなさんにはそんな事態を是非避けていただきたいので(笑)イザと言う時に使えるフレーズをご紹介したいと思います。
レッスンの内容
相手の言っていることが聞き取れない時に使えるフレーズ
I can’t hear you very well. Could you speak a little louder, please?(電話が遠いのですが。もう少し大きな声で話していただけますか?)
Could you speak more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか?)
I’m sorry, I couldn’t catch that. Could you repeat that again, please?(すみません。今聞き取れなかったのですが。もう一度繰り返していただけますか?)
Could you spell that again, please?(もう一度スペルをお願いします。)
ポイントは、最後に必ず please をつけることです。顔が見えない相手だからこそ、普段以上の気配りを心がけたいですね。
PHRASE OF THE WEEK
今週のフレーズは
”M as in Mexico.” (読み方:エム アズ イン メキシコ)(Mexico の M です。)
電話上で名前を聞き間違えられた時に使える、超便利な表現です。
例えば B/V, D/G, M/N, P/T などはネイティブ同士でも聞き間違えることがあるほど似たサウンドなので、このような表現で聞き間違いを防ぎます。
A : I’m sorry, what’s your name again?(ごめんなさい、お名前もう一度いいですか?)
B : It’s FUMI. F-U-M-I. (フミです。エフ、ユー、エム、アイ)
A : S-U-N-I, SUNI? (Suniさんですか?)
B : No. It’s FUMI. F as in France, U as in Uniform, M as in Mexico, and I as in Ice.(いえ、フミです。フランスの F, ユニフォームの U, メキシコの M, そして アイスの I です。 )
日本人の名前は特に聞き間違えらる事が多いみたいなので、ネイティブに間違われやすいお名前の方は、上記の表現を参考にして、予め説明できるようにしておくと慌てなくていいかもしれません。
ちなみに as in の後ろは、国名や誰もが知っている簡単な単語にするのがルールです。
例えば MITSUKO なら、
M as in Mountain
I as in India
T as in Thomas
S as in Santa
U as in Uniform
K as in King
O as in Orange
てな具合です。
余談ですが、友人 CHIAKI は Jackie(ジャッキー)、YUMI は Yummy (ヤミー=美味しい)、SHINICHIROU は(シニチロー)と発音し間違えられてしまうといつもボヤいています(笑)日本人の名前はネイティブにはとても発音しづらいみたいですね。