思い出を英語で(日本人思い出の土地アラスカ)

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。1990年以降に生まれた日本人にとってアラスカと聞くと、アメリカ合衆国の北西にありとても寒く、昔でいうエスキモーの人々が生活している場所と思いがちでしょう。あまり縁がない場所でもあります。

アラスカから始まる旅行

昔、アラスカには日本人が旅行するときにとても大事な役割がありました。

飛行機で旅行に行くとき、長距離の場合は給油が必要になります。このときアラスカは大事な飛行機の給油地だったのです。

現在では技術の発達により、飛行機の給油はあまり必要なくなり、日本人からアラスカの場所は遠くなってしまいました。

またもう一つ歴史的な転換が、アラスカを使う事から遠ざかってしまいました。その出来事はなんだったのでしょうか。

会話

Brian: What are you looking at, Kei?

ケイ、何を見ているの?

Kei: I’m searching the trip information to Alaska.

アラスカ旅行への情報を探しているんだ。

Brian: Alaska, how come?  Are you interested in dogsled race?

どうしてアラスカに?犬ぞりレースに興味あるの?

Kei: No, I’m not.  I just wanted to visit Anchorage International Airport.

いや、違うよ。アンカレッジ国際空港に行きたかっただけなんだ。

Brian: What makes you visit there?

どうしてそこに行こうと思ったの?

Kei: My father taught me that at the time when my parents had a honeymoon trip, airplanes stopped at Anchorage International Airport to make refuel. 

僕の両親の新婚旅行に行った頃は、飛行機は給油の為にアンカレッジ空港に止まるんだよって教えてくれたんだ。

The destination of the trip was France.  Every trip to Europe was started from American land.

旅行の目的地はフランスだったんだけどね。ヨーロッパ旅行はアメリカの土地から始まっていたんだ。

Brian: I didn’t know that trip history.  Now, the technology developed and refuel is not needed for a long flight.

そんな旅行の歴史知らなかったよ。今は技術も発達したし、長いフライトでも給油は必要ないからね。

Kei: Yes, it is.  Also, the historical change made the biggest influence.  It is the end of the cold war.

歴史の変化も最大の影響を与えたんだ。それはね、冷戦の終わり。

Brian: I forgot about it.  After the end of the cold war, many democratic Asian countries could fly over Russian land.

そのこと忘れていたよ。冷戦が終わって極東の民主主義な国がロシアの上空を飛べるようになったよね。

Kei: So many Japanese are forgetting about Alaska. But now, I want to visit my parent’s memorial place.

それで日本人はアラスカのことを忘れてきている。でも今、僕は両親の思い出の場所に行きたいと思っているよ。

Brian: That’s cool!  May I join your trip, Kei?

それいいね!僕もその旅行にいってもいい、ケイ?

Kei: Yes, of course!

もちろんだよ!

日本人がアラスカの空港を使わなくなったのは、冷戦が終わったことが一番の影響でした。

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ポイント

会話で出てきた単語をみてみましょう。

  • dogsled race 犬ぞりレース
  • refuel 給油する、燃料を補給する
  • destination 目的地、到着地
  • democratic 民主主義の、民主主義な

アラスカ上空をはじめ、北極や南極を通るルートは”Polar Rout”「極圏航路」と言われております。

冷戦が終わり、資金収入が必要となったロシアは上空を開放しました。

ロシア上空を飛べなかったのは、政党の主義が違う事もありますが、上空を通るときに支払うお金の問題もありました。

冷戦後はロシアも価格を下げて、多くの国々に飛んでもらえるようにしました。

空。

長距離旅行と日本食

さてアラスカのアンカレッジ国際空港と日本人には「うどん」という思い出もあります。

空港のターミナル内にうどん屋があり、日本人は空港に到着するやいなや並び、食べました。味は必ずしも美味しいというわけではなく、ただ長距離の旅行で疲れた体に日本食がありがたかったのでしょう。

現在日本からの直行便は特定の季節を除いて運行していません。日本人の姿はあまりなくなり、直行便が着くとき以外は開店しなくなりました。

閉店しても極圏航路を使った日本人にとって、アンカレッジ国際空港のうどんは、旅行の思い出の1つでもあったのですね。

それではまた、See you!

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