ushi topping 寿司ネタって英語で言える?

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。日本の食卓には欠かせない魚の鮭。大人はもちろん、子供も大好きなお魚です。定番の焼き魚だけでなく、お寿司のネタとしてもとても人気です。

また鮭は日本人だけでなく、「サーモン」という形で世界中の人々にも愛されています。

天然と養殖

日本のスーパーで買える鮭の多くは、チリ産です。チリ産以外にも北海道産やアラスカ産がありますが、やはり一番手が届きやすい値段なのはチリ産の鮭です。

日本に来るチリ産の鮭は養殖であり、そのため安くなります。北海道産やアラスカ産の鮭は高くなっているのは天然だからでしょう。では養殖のアラスカ産はないのでしょうか。

会話

ヒカリとウィリアム先生の会話をみてみましょう。

Hikari: Do you like sushi, Mr. Williams?

お寿司は好きですか、ウィリアム先生?

Mr. Williams: Yes, I do.  My favorite sushi topping is boiled scallop.

ウィリアム先生:はい、好きですよ。私のお気に入りの寿司ネタは茹でたホタテ貝です。

Hikari: I like scallop, but raw type.  My favorite sushi topping is seared salmon.

私もホタテ貝が好きですけど、生のものが好きです。私のお気に入りの寿司ネタは炙りサーモンです。

Mr. Williams: Oh, I like that, too.  People who don’t eat raw fish love to eat salmons.  Smoked salmons are used a lot in many dishes. 

あぁ、私もそれが好きです。生魚を食べない人たちはサーモンを食べるのが好きですしね。スモークサーモンは様々な料理に使われていますし。

Hikari: I like smoked salmons, too, but my best salmon dish is grilled salmons.

スモークサーモンも好きですが、一番好きな料理は鮭の塩焼きです

Mr. Williams: Where caught salmons do you eat?  Chili, Alaska or Hokkaido?

どこで捕まえられた鮭を食べていますか? チリ、アラスカそれとも北海道ですか?

Hikari: My mother buys salmonswhich were caught in Alaska.

私のお母さんはアラスカで捕まえられた鮭を買いますよ。

Mr. Williams: Then you are eating natural salmons.  Alaska has the law that not to make a cultured fishin specific fish.

それでしたらあなたは天然の鮭を食べていますね。アラスカは特定の魚に対して、養殖の魚を作らない法律があるのです。

Hikari: I didn’t know that.  But I can understand, because the price is expensive.

それは知りませんでした。でもわかります、だって値段が高いですから。

Mr. Williams: Most salmons are cultured.  Natural salmons have parasites, so we can’t eat them in sushi.

ほとんどの鮭は養殖されています。天然の鮭は寄生虫がいるのでお寿司では食べられないのですよ。

Hikari: Then, what are we eating in sushi?  They are called “salmon”in menu.

それでしたらお寿司では何を食べているのでしょうか?メニューには「サーモン」と書かれていますが。

Mr. Williams: Those salmons are cultured salmons, and they are “Donaldson trout”.  We can eat them in raw.

あれらのサーモンは養殖の鮭であって、それらは「トラウトサーモン」です。それらならば生で食べることができるのです。

Hikari: I didn’t know that deep about salmon.  But it was good to know that.

そこまで鮭について深く知りませんでした。でも知ることができてよかったです。

アラスカは特定の魚を養殖してはいけないという法律があります。鮭もその法律内にあるため、鮭がアラスカ産であれば天然で間違いありません。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • sushi topping 寿司ネタ
    この他にも”sushi item”や”sushi material”も使われます。
  • scallop ホタテ貝
  • raw 生の
  • seared salmon 炙りサーモン
  • smoked salmon スモークサーモン
  • grilled salmon 鮭の塩焼き
  • cultured 養殖された
  • parasite 寄生虫
  • Donaldson trout トラウトサーモン、ニジマス
木のまな板の上でサーモン寿司を食べながら英会話。

法律で守られた自然と鮭

アラスカ産のサーモンが高額なのは、必ず天然の鮭だからです。アラスカ州は1959年に「アラスカ商業漁業管理制度」という法律を制定し、鮭をはじめ底魚、オヒョウやカニの養殖を禁止し、アラスカの自然を保護しています。

養殖が悪いわけではないですが、これらの水産物はアラスカの経済を支えています。そのため現在あるアラスカの自然を守りつつ、ブランド化を図るためこの法律が制定されました。

天然の鮭が好まれる理由

海外で食べられる鮭といえば「サーモン」であり、これらは燻製にされたもので、養殖が主流になります。ここまで書くと、焼き鮭を食べる日本人でないならば、そこまで天然の鮭にこだわる理由がありません。

しかし近年「おにぎり」がブームになり、中身の「焼き鮭」という料理に世界が目を向け始めました。ここから天然の鮭が人気になります。

このことより、まさにアラスカが狙った通り、天然鮭のブランドが「食」として世界で注目されるようになりました。

アラスカ州にとっては自然も守れ、経済のブランド化も認められはじめうれしいでしょう。

ウッドデッキにはサケの群れが寝そべっており、英会話の練習には絵のように美しい光景が広がっています。

まとめ

今ではなかなかアラスカに行く機会はありませんが、行った際にはぜひ本場で食べてみるのもいいでしょう。

それではまた、See you!

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