コーヒー好きのアメリカ人

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。日本人がよく飲む飲み物はお茶ですね。イギリス人は紅茶、アメリカ人はコーヒーを好んで飲みます。

アメリカ人はヨーロッパからの移民により始まった国です。しかし、なぜコーヒーを好むのでしょうか。

アメリカン・コーヒー・フレーバー

アメリカに現在のアメリカ人が住むようになったのは、ヨーロッパ、とくにイギリスからの移民が始まってからです。

イギリスの移民だと、やはり好みの飲み物は紅茶かと思いますが、現在のアメリカ人はコーヒーをよく飲みます。

会話

ブライアンはどのようなコーヒーを好んで飲んでいるのでしょうか。ケイとブライアンの会話を見てみましょう。

Kei: What are you drinking, Brian?

何飲んでいるの、ブライアン?

Brian: I’m drinking coffee.  I love this so much.

コーヒーを飲んでいるよ。これが大好きなんだ。

Kei: It smells nice.  But I also smell different from coffee.  Did you make any topping?

いい匂いだね。でもコーヒー以外の匂いもするね。何かトッピングした?

Brian: Do you understand?  I added peanuts cream.

わかる?ピーナッツクリームを入れたんだ。

Kei: And that’s why.  I haven’t drunk such coffee, yet.  Is it hard to make?

そのせいか。そんなコーヒーまだ飲んだことないよ。作るのは難しい?

Brian: It’s easy.  When you made coffee, you add one spoon of peanuts cream and melt it.  That’s all.

簡単だよ。コーヒーを作った時に1杯のピーナッツクリームを入れて溶かすんだ。それで終わり。

Kei: Wow, that’s easy.  I’ll try it today.  Is your family also like such coffee?

うわぁ、簡単だね。今日試してみるよ。君の家族もこんなコーヒー好きなの?

Brian: No, everybody has their favorite flavor.  For example, my sister loves to add vanilla essence. 

ちがうよ、みんなそれぞれ好みのフレーバーがあるよ。例えば僕の妹はバニラエッセンスを入れるのが大好きだよ。

But everybody loves to drink coffee.

でもみんなコーヒーを飲むのが好きだよ。

Kei: It looks like green tea in Japan.  Japanese love to drink it, but everybody has their favorite kind of teas. 

それは日本で緑茶のようだね。日本人はそれを飲むのが好きだけど、みんなそれぞれ好みの種類のお茶があるよ。

My favorite green tea is caffeine less green tee.

僕のお気に入りの緑茶はカフェインレスの緑茶だよ。

Brian: I like coffee maybe because everybody in my family loves coffee.

家族の誰もがコーヒーが好きだから、僕もたぶんコーヒーが好きなんだよ。

ブライアンは、コーヒーにピーナッツクリームを入れて飲むのが好きなようです。そしてケイはカフェインレスの緑茶が好きなようです。

日本の国旗のマグカップが木製のテーブルの上に置かれています。

ポイント

では、会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • topping トッピング
  • Do you understand? わかる?
  • And that’s why そのせいか
  • melt 溶ける
  • vanilla essence バニラエッセンス
  • caffeine less カフェインレス

自由はコーヒーと共に

移住が始まったばかりの頃は、アメリカ人も主に飲んでいた飲み物は紅茶でした。しかし、紅茶を飲むことをやめる理由ができたのです。

それはイギリスがアメリカに課した税金です。

各地に植民地を持っていたイギリスは、植民地の物品購入に課した重い税から資金調達し、独立戦争などでできた多大な借金を返済していました。

もちろん紅茶にも税金がかかったので、アメリカ人はオランダから密輸をして、税金の支払いをしていませんでした。

ボストン茶会事件

アメリカはこの密輸を禁じたイギリスに対し、ボストン港に停泊していたイギリスの東インド会社の紅茶の箱を大量に海に投棄しました。この行動が「ボストン茶会事件」です。

そして紅茶の不買運動を行ったので、コーヒーが普及していきました。

アメリカ人も好んでコーヒーを飲み始めたわけではないんですね。高すぎる税金を不満に思い、コーヒーを飲み始めたのです。

アメリカとイギリスの2つの国旗は、英会話における異文化交流を表しています。

アメリカ人の好むコーヒー

コーヒーが普及してきたアメリカでは、アメリカならではのコーヒーが進化していきました。

ヨーロッパのように、カプチーノやエスプレッソなど、コーヒーの入れ方ではなく、味の付け方でした。

コーヒーにトッピングをつけて、自分好みの味に変えていきます。

日本にも沢山出店している、コーヒーショップをみても分かるように、1つのコーヒーに対して、キャラメル味、モカ味などがあり、更に自分でも好きなようにフレーバーを加えられます。

そして季節ごとに特別なトッピングをのせた味も登場します。これがアメリカ式に進化していった、コーヒーの種類でしょう。

コーヒーは自由の象徴

アメリカ人がコーヒーを好きな理由は、アメリカが自由になるための行動から始まっていました。

アメリカのコーヒーは、自由を象徴する飲み物の1つであることがわかりました。なんともアメリカ人らしい飲み物です。

それではまた、See you!

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