イギリス人はアフタヌーン・ティーでダイエット

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。アフタヌーン・ティーといえば、独特のタワー型のお皿にサンドイッチやケーキがもられ、紅茶と会話を楽しむ貴婦人のお茶会、といったイメージでしょうか。

日本人にとっては憧れのスタイルであり、ぜひとも真似したいお茶会です。

食べ物いっぱいのお茶会

アフタヌーン・ティーの軽食は、ティースタンドと呼ばれる2、3段重ねのお皿に乗っています。

一番下のお皿に野菜のサンドイッチ、真ん中のお皿にスコーン、そして一番上はケーキと決まっています。

おやつの時間として食べるには量が多いような気もしますが、実はこれがダイエットに向いている間食なのです。

会話

アフタヌーン・ティーを食べている竹井夫人とリード夫人の会話をみてみましょう。

Mrs. Takei: What a wonderful tea time!  I wonder what to eat first.

なんて素敵なティータイムなの!何から先に食べようかしら。

Mrs. Read: The correct way is, eating from sandwiches.  Then you eat scones and at last, you can eat pastries.

正しいのは、サンドイッチから食べる事ですよ。その次にスコーンを食べて、最後にケーキを食べます。

Mrs. Takei: I didn’t know that rules.

そんなルール知りませんでした。

Mrs. Read: This rule has an important meaning.  Eating from vegetables protect you from eating too much.  Then you increase taking glucide by eating scones to pastries.

このルールはとても重要な意味を持ちますよ。野菜から食べる事で食べ過ぎを防ぎます。そしてスコーンからケーキと食べる事で糖質摂取を増やしていきます。

Mrs. Takei: That makes sense. 

なるほど。

Mrs. Read: Also, long time chattering and drinking tea, make you to eat slowly.  So, after finishing this long tea time, you are full stomach.

また、長い間のおしゃべりとお茶を飲むことは、ゆっくり食べるようにしてくれます。よって、この長いティータイムが終わった時、あなたは満腹です。

Mrs. Takei: That makes you not to eat dinner a lot.  What a wonderful diet tea time!

これで夜ご飯をたくさん食べなくてよくなるのですね。なんて素敵なダイエットティータイムなの!

Mrs. Read: Many men see us to having meaning less time, but it has the meaning to keep our body!

多くの男性は無意味な時間を過ごしているように私達をみますが、でもこれは私達の体を維持する意味をもっています。

Mrs. Takei: I need to tell this to my husband.  He always says that eating too much in tea time makes me fat.

これは私の主人に話さなくてはいけませんね。彼はいつもティータイム食べ過ぎは太るよと言うので。

アフタヌーン・ティーの正式な食べ方が、太りすぎを抑制してくれます。間食とはいっても、好きな物から食べてはいけないのですね。

テーブルで英会話をする 2 人の女性。

ポイント

会話ででてきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • pastries ケーキ

一般的に”pastry”といったら「菓子パン」などのことをさしますが、アフタヌーン・ティーではお皿の一番上に載っているケーキのことで、”cake”ではなく”pastry”というようになっています。

  • glucide 糖質
  • chattering おしゃべり
  • full stomach 満腹
  • meaning less time 無意味な時間
女性が英会話中にテーブルの上のティーポットにお茶を注いでいます。

ルールは問題を解決するため

夕食を食べる時間は夜7時くらいなので、お昼ご飯のあと何も食べていないとお腹が空いてしまいます。

日本では「3時のおやつ」など糖質を取る時間としての認識がありますが、アフタヌーン・ティーは2回目の昼食のようなイメージです。

それは会話の中でもあった通り、夕飯の食べ過ぎと人間に必要な糖分をゆっくり摂取することに意味があります。

現代のイギリスではこのようにアフタヌーン・ティーが活用されています。

【昔からあるアフタヌーン・ティー 】

昔は舞踏会や演劇観賞などが夜遅くまで続いていました。

夜に食べ物を大量摂取することは肥満につながります。アフタヌーン・ティーを楽しむ習慣は、重要な社交の場ではありますが、様々な問題を解消する方法でもあったようです。

憧れのお茶会も調べれば調べるほど奥が深く、楽しいものですね。

それではまた、See you!

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