アメリカの大学入学に塾はいらない

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。日本の中高生の日常と言えば、朝学校に行き授業を受け、部活を行い、学校帰りに塾に通い、家に帰り勉強をする、というステレオタイプなイメージがでてきます。

これらの活動の間にもちろん友達や恋人と会うなど青春を楽しむ時間も過ごしています。

アメリカと日本の高校生の大きな違い

ではアメリカの中高生はどうでしょうか。同じように朝学校へ行き授業を受け、部活や校外活動を行っている人はそれに参加し、終了後に家に帰ってきて宿題などを行います。

日本の学生と同じように友達や恋人と楽しむ時間もあります。こう書くと日本の学生と、あまり変わらないように感じるでしょうが、大きく違う部分があります。

それは「塾」の存在です。日本では自分が行きたい高校や大学に行くために、塾に通い学力を上げ、センター試験の点数を上げ、入学試験に挑みます。しかしアメリカには「塾」がありません。

会話

ではアメリカでは何を元に進学の合否が決まるのでしょうか。ケイとブライアンの会話をみてみましょう。

Brian: Will you go back to Japan after you graduate this high school?

ここの高校を卒業したら日本に戻るの?

Kei: Yes, I will.  That is the promise with my parents.

うん、戻るよ。両親と約束しているから。

Brian: I really miss you.  Can you apply to the university that you are wishing?

いなくなると本当にさみしいよ。行きたい大学には申請することができるの?

Kei: I think I use special conditioning situation style for applying entrance examination.

入学試験には特別な条件付きの状況で申し込むことになると思うよ。

Brian: What’s that?

それ何?

Kei: Most Japanese go to cram school to pass the examination. 

ほとんどの日本人は試験に合格する為に塾に行くんだ。

But I can’t, because I am in abroad during the high school time.  So, there is a special examination for abroad students.

でも僕は高校を海外留学しているからできないんだ。だから留学生用の特別な試験があるんだ。

Brian: But you have to take an exam, right?

でも試験は受けなくちゃだめなんだよね。

Kei: Yes, I have to.

うん、そうだよ。

Brian: That’s pity.  If you could apply in America, you don’t need to take another exam to enroll in universities.

それは辛いね。もしアメリカで応募するならば、大学に入学する為に特別な試験を受ける必要ないのに。

Kei: What do you need for applying?

申し込みには何が必要なの?

Brian: We report “The Significant Six” to the university. 

僕たちは、“6つの要素”を大学に提出するんだよ。

Those are the grades in high school time, essay, letters of recommendation, extracurricular activities, the test score of SAT or ACT, and interview. 

これらは、高校の成績、論文、推薦状、課外活動、SATかACTのテスト結果と面接だよ。

The university see us “what kind of people you are” not only the exam score.

大学は試験結果だけでなく、「私がどのような人間か」というのを見るんだ。

Kei: That is like a recommendation entrance in Japan.  The method to enter the university is different in each country.

それは日本では推薦入学のようだね。大学に入学する方法は各国によって違うね。

アメリカで大学に入学する方法は、日本では推薦入学に似ています。

ポイント

時計塔のある建物の前に立って英会話の練習をしている若い女性。

会話ででてきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • graduate 卒業する
  • apply 申し込む、応募する
  • cram school 塾
  • letter of recommendation 推薦状
  • extracurricular activities 課外活動
  • SAT(Scholastic Assessment Test)、 ACT(American College Testing Program) アメリカで大学入試に必要な試験
  • interview 面接
  • recommendation entrance 推薦入学
英語と英会話に焦点を当てた、教育という言葉が書かれた卵。

変化する日本の受験方法

アメリカで大学の入学を考える時は、自分が高校でどのような活躍をしてきたかを示す必要があります。これは会話でもケイが言っている通り、日本の推薦入学にとてもよく似ています。

日本の推薦入学にセンター試験は関係しませんが、アメリカでは自分の学力を図るため、SATACTという統一テストを受けます。しかし、このテストの結果が全てではなく、あくまでも判断基準の一部に過ぎません。

近年、日本でも大学の入学方法に少しずつ変化が見られ始めています。今までのように学力重視ではなく「人」そのものを見る方法に変化していいます。

日本が時代と共に変化するのも、世界により近くなっているからかもしれませんね。いつの日かどこの国でも変わらないような、教育になっていくのかが楽しみです。

それではまた、See you!

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