竜巻から学ぶ災害時に役立つ防災英語フレーズ

    1. 会話で学ぶ英語表現

    こんにちは。日本は自然災害の多い国ですが、事前対策や災害後の復旧の速さでは世界で賞賛されるほどの行動力があります。

    海外でももちろん自然災害による被害はあります。児童文学作品として有名なあのお話にも登場しますね。

    竜巻災害にあった少女

    1900年にアメリカで出版された「オズの魔法使い」”The Wizard of Oz”に登場する災害、竜巻。

    突然発生した竜巻により異世界に飛ばされた少女、ドロシーが家に帰るために旅をする話で、世界中の子供達に愛されています。

    竜巻と聞くと海外の災害のように思われるかもしれませんが、気候変動により最近の日本でもは発生しやすくなっており、大きな被害もでています。アメリカの竜巻対策は日本でも応用できるのでしょうか。

    会話

    ブライアンとケイの会話をみてみましょう。

    Brian: I saw the news.  There was a big earthquake in Japan.  How was your family?  Was your house all right?

    ニュース見たよ。大きな地震が日本であったでしょう。家族はどうだった?家は大丈夫だった?

    Kei: They are okay and house is not broken.  Thank you for your concern about my family.

    家族は大丈夫だし、家も壊れていないよ。僕の家族の心配までしてくれてありがとう。

    Brian: Not at all!  Many serious disasters occur in Japan. 

    とんでもない!たくさんの重大な災害が日本では起こるよね。

    Kei: We have to live with them.  But here in America has also many disasters. 

    それらと一緒に生きなくちゃならないからね。でもここアメリカでもたくさんの災害に襲われるよね。

    Many hurricanes and tornados occur and they across through Central America.

    たくさんのハリケーンや竜巻が発生して、中央アメリカを横切るよね。

    Brian: Houses and buildings are built against tornados.  Also, people get used to live with them.

    家や建物は竜巻対して作られているしね。また、人々も竜巻と共に暮らすことに慣れるよ。

    Kei: I remember from the movie of “The Wizard of OZ”, there are basements in each house. 

    「オズの魔法使い」の映画で覚えているよ、各家に地下室があるよね。

    In Japan, tornados occur more often than before.  But in Japan, most of the houses don’t have basements.

    日本では昔より竜巻が起こりやすいんだ。でも日本では、ほとんどの家には地下室がないんだよね。

    Brian: It is hard to add countermeasure when the city is already built up. 

    都市が完成されている時は、対策を付け加えるのは難しいよね。

    The countermeasures against earthquakes are come out from the wisdom of Japanese longtime life. 

    地震に対しての対策は、長い日本の生活から生まれた知恵でしょう。

    I hope Japan can come out with suitable countermeasure against tornados.

    日本が適切な竜巻に対しての対策を考えられよう願うよ。

    Kei: Thank you, Brian.  Let’s expect the future Japanese.

    ありがとうブライアン。将来の日本人に期待しよう。

    アメリカにはアメリカの、日本には日本それぞれの災害対策があるので、なかなかそっくり真似をするのは難しいようです。

    英会話中に空に大きな嵐雲が見えた。

    ポイント

    会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • earthquake 地震
    • Not at all! とんでもない!

    お礼を言われた時によく使われる言い回しです。

    • serious disasters 重大な災害
    • hurricane ハリケーン
    • tornado 竜巻
    • against tornado 竜巻に対して

    Against 災害”で「災害に対して」という訳になります。

    • basement 地下室
    • countermeasure 対策

    アメリカの竜巻対策はやはり、地下室です。突然発生する竜巻は予測を立てるのがなかなか難しく、竜巻多発地域では地下室が家に備え付けられています。

    しかしこれを日本の家に着けるのもまた難しい話です。すでに建築基準に盛り込まれている災害対策に付け加えることになり、費用もかなりかさむでしょう。

    やはりここは雨戸をつけるなどの、日本の風土に適した対策方法が見出されることを望むしかなさそうです。

    メキシコ湾のハリケーン・カトリーナの衛星写真。

    災害単語の使い分け

    さて会話では、”hurricane”と”tornado”の二つの災害の単語がでてきました。

    これらには別に、”typhoon”「台風、タイフーン」と”cyclone”「サイクロン」の言い方があります。

    使い方の違いは、最大風速と発生場所の違いです。風速で言えば、小さい方から順に、サイクロン、台風、ハリケーン、竜巻となります。

    また、台風の発生場所は西アジアの周辺の海で発達し、ハリケーンは大西洋北部と南部そして太平洋北東部で発達するもののこと。

    サイクロンはインド洋北部と南部、そして太平洋南部で発達する熱帯低気圧です。そして竜巻は積乱雲の下で発生する強い上昇気流です。

    知っている単語だけでも話は通じますが、より深い知識で単語を選ぶと、話の中身も濃くなりそうです。

    それではまた、See you!

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