こんにちは。海外旅行に行くときは、たいてい旅行保険を契約してから旅行に行きます。この保険は怪我、災難そして泥棒に対する保険になります。
何もなければちょっともったいないお金ですが、何かあった時の安心感が違います。
レッスンの内容
スリにあったら警察に
海外でもっとも被害にあいやすいのが、スリです。観光地を歩いている時に現金を盗られたりや、貴金属を盗られてしまいます。
現金だけならまだ被害も少ないですが、パスポートやクレジットカードなどを盗られてしまうと、とても大変です。
会話
海外旅行へ行った佐藤さんが、スリにあってしまったようです。最後、佐藤さんは警察官になんと言われたのでしょうか?
佐藤さんと警察官の会話をみてみましょう。
Mr. Sato: Excuse me, please help me!
すみません、助けて下さい!
Policeman: What happened to you?
警察官:どうしましたか?
Mr. Sato: My bag was stolen. All of my valuables are in there.
鞄を盗まれました。貴重品の全てがその中にあります。
Policeman: I see. You have had your pocket picked.
なるほど。スリに合われたのですね。
I will write out the certificate of theft for you. Where was your bag stolen?
窃盗証明書を書きましょう。どこで鞄が盗まれましたか?
Mr. Sato: I was at the center plaza of this city.
私はこの町の中央広場にいました。
I was watching the church and someone suddenly pulled my bag.
私は教会を見ていて、そして誰かが急に鞄を引っ張りました。
It was too fast and I couldn’t pull it back.
とても速くて引き戻すことができませんでした。
Policeman: Okay, then please tell me every stolen item.
わかりました、では盗まれた全てのものを教えてください。
Mr. Sato: My bag is a black shoulder bag. My passport, a wallet, and the flight ticket were in the bag.
私の鞄は黒いショルダーバッグです。パスポート、財布、飛行機のチケットが鞄に入っていました。
Policeman: Is that all?
それだけですか?
Mr. Sato: Yes, it is.
はい、そうです。
Policeman: How much money was in your wallet? How about a credit card?
どれくらいのお金がお財布に入っていましたか?クレジットカードはどうですか?
Mr. Sato: There were about 200 Euro, also, two credit cards were in the wallet.
だいたい200ヨーロ入っていました、そして2枚のクレジットカードも財布に入っていました。
Policeman: If you know the credit card number, I bet you to call the card company to stop using it.
もしクレジットカードのナンバーを知っているならば、カード会社に電話して使用を停止してもらったほうがいいと思います。
Here is the certificate of theft. Then you need to go to your country’s Embassy.
これが盗難証明書です。それからあなたの国の大使館に行く必要があります。
Where are you from?
どちらの国の方ですか?
Mr. Sato: I’m from Japan.
私は日本人です。
Policeman: I tell you the way to go there. A picked pocket is not a good thing, but I’m glad that you were not injured.
そこに行く道順を教えます。スリはいいことではありませんが、あなたが怪我をしなくて良かったです。
Mr. Sato: You are right. That is the unfortunate happiness. Thank you very much.
そうですね。不幸中の幸いです。ありがとうございます。
佐藤さんは警察官に、怪我をしなくて良かったと言われました。では、会話ででてきた言い回しや単語をみてみましょう。
ポイント
- please help me! 助けて下さい!
海外で何かあった時に叫んでみて下さい。
- valuables 貴重品
- pocket picked スリ
- certificate of theft 盗難証明書
- I bet~ だと思う
- injured 怪我をした、負傷した
- the unfortunate happiness 不幸中の幸い
盗難証明書は必ず発行
海外旅行の保険には、たいてい盗難保証が入っています。また、保証できる金額も違っています。
保険を選ぶさいには、必ず自分が所持している貴重品に見合った金額を、保証してくれる保険を選ぶことをお勧めします。
また、この保証も必ず現地の警察が発行した「盗難証明書」”Certificate of theft”が必要になります。
英語が母国語でない国でも、意外にも公共機関で英語が話せる人がいる事が多いです。必ず警察に行きましょう。
お金より命
会話で警察官が、「怪我をしなくて良かった」と言っています。これは金品を奪う為に、怪我をさせる、最悪、殺してしまうという、犯罪者がいる国も多く存在するからです。
海外旅行なので、ちょっとリッチな格好をして行きたい人もいるでしょうが、そういう場合はあくまでも、危険な地域には行かないように気を付けてください。
メインストリートから一本隣が危険地区、という国も沢山ありますからね。
海外旅行は盗難などなく、楽しく始まって、楽しく終わるのが一番です。楽しさの中に危機判断能力を忍ばせて、楽しんでください。
それではまた、See you!