日常英会話

イギリス人にハンカチをかしてはいけない

こんにちは。最近の日本ではハンドタオルを持ち歩く女性が増えていますね。

ハンカチよりもハンドタオルのほうが吸水率がいいのですがすこしかさばるので、ハンカチも根強く人気があります。

ハンカチはキレイ?汚い?

しかしこのハンカチ、日本では基本的に手や汗をふくことに使いますが、他の国でも同じとは限りません。

イギリスをはじめヨーロッパではなんと、鼻をかむときに使うのです。家族であっても、人に貸せるようなものではありませんね。

「ハンカチで鼻をかむ」行為は実際に目にすると、日本人にとってはかなり衝撃的です。

また日本人はプレゼントとしてハンカチを贈ることがありますが、キレイな刺繍が施されていたり、繊細な織物のハンカチで鼻をかまれてしまうと、ちょっとショックですよね。

会話

佐藤さんがイギリス人のミルズさんにハンカチをプレゼントしたようです、会話をみてみましょう。

Mr. Sato: This is a thank-you present for you, Mrs. Mills.  Because, you always teach me interest things about London.

ミルズさん、こちらはあなたへのお礼のプレゼントです。いつもロンドンについて興味深いことを教えてくれますから。

Mrs. Mills: Oh, thank you very much.  What a wonderful hanky!

あら、ありがとうございます。なんて素敵なハンカチなの!

Mr. Sato: The background pattern is Japanese traditional checkered pattern.  This pattern is used in Tokyo Olympic mark.

背景のパターンは日本の伝統的な市松模様です。このパターンは東京オリンピックのマークにも使われています。

Mrs. Mills: Oh, I got it, that’s right.  I may decorate it on the wall.  This is too beautiful to blow my nose.

あぁ、なるほど、わかりました。これは壁に飾ろうかしら。鼻をかむにはきれいすぎるわ。

Mr. Sato: Now, I got use to blowing nose with handkerchief.  But when I saw it at the first time, I felt a bit disgusting.

今はハンカチで鼻をかむことには慣れました。でも初めてそれを見たとき、少し気持ち悪いと思いました。

Mrs. Mills: We have no habit to blowing nose with papers.  Throwing away papers each time looks not ecological for me.

私達は紙で鼻をかむ習慣がありません。紙を毎回捨てるにはエコロジーではないと私は思います。

Mr. Sato: It is hard to get the right answer in different habit.

習慣が違うことについて正しい答えを見つけるのは、難しいですね。

Mrs. Mills: Anyway, thank you for the present, Mr. Sato.  I really love this pattern.

いずれにしても、プレゼントありがとう、佐藤さん。このパターン本当に大好きだわ。

Mr. Sato: I’m glad to hear that.

そう言っていただいて良かったです。

ミルズさんは頂いたハンカチでは鼻をかまないようです。しかし昔の人は「ハンカチ=鼻をかむ」という認識をもっている人も多いため、注意が必要です。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • thank-you present お礼のプレゼント

名詞の前に”thank-you”とつける事で「お礼の」という意味になります。

  • hanky ハンカチ

イギリス人は“handkerchief”を短縮させて”hanky”と呼ぶことが多いです。

  • checkered pattern 市松模様

一般的には「格子模様」となりますが、会話では”Japanese traditional”「日本の伝統的な」とあるので、「市松模様」となります。

  • disgusting 気持ち悪い
  • habit 習慣

日本のハンカチはとてもきれいな物も多く、海外でもとても喜ばれます。でも鼻をかまれ、クシャっとたたまれてポケットにしまわれると、けっこうがっかりしてしまいます。

しかしイギリス人全員がハンカチで鼻をかむわけではありません。基本的に女性はハンカチよりも、ティッシュで鼻をかむ人も多くいます。

しかしこのティッシュも会話でミルズさんが言っている通り、1回かんで捨てる事はしません。イギリスのティッシュは4枚重ねで厚くそして硬く、まるでテーブルナプキンのようなものです。

欧米は鼻をかむタイミングが違う

何回も鼻をかんだティッシュは汚くないのでしょうか?実は日本とは鼻をかむ習慣が違う為、1回かんだだけではそれほど汚くなりません。

日本人は鼻水が出そうになると、鼻をすすり限界に近くなるまで我慢します。

しかし欧米では鼻をすする行為は「下品」となり、鼻水が出そうなときに直ぐにかみます。つまりティッシュには少ししか鼻水がつきません。

少しつくかいっぱいつくかの違いですが、厚手のティッシュでは何度もふけるようにはなっています。

そうはいっても、汚いと思えば汚いものにもなります。こればかりは習慣の違いの為、見ないふりをするか我慢するかしかないのでしょう。

海外との文化交流はことばだけでなく習慣の違いも克服しなければなりませんね。

それではまた、See you!

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